親知らずは4本まとめて抜歯できる?抜歯の方法とリスクを解説
親知らずは永久歯の中で最後に生えてくる奥歯で、抜歯を検討するケースも少なくありません。特に上下左右の4本すべてがそろっている場合、「一度に抜けるのか」「身体への影響はどうか」と気になる方もいるでしょう。4本まとめての抜歯ができるかどうかは、親知らずの位置や向き、噛み合わせの状態、歯ぐきや骨の厚み、さらに全身の健康状態によって異なります。今回は、親知らずをまとめて抜歯する際のポイントや注意点について、三重県伊賀市の歯医者 和久田歯科医院が解説します。
1. 親知らずを4本まとめて抜歯できるケースと判断のポイント
親知らずを4本まとめて抜歯できるかどうかは、歯の生え方だけでなく、歯ぐきや骨の状態、全身の健康状態などを踏まえて総合的に判断されます。ここでは、4本同時に抜歯を検討する際の主な判断ポイントを解説します。
①親知らずの生え方
上下左右すべての親知らずがまっすぐに生えており、周囲の歯や骨、神経への影響が少ない場合は、4本まとめて抜歯が検討されることがあります。横向きに生えていたり、骨の中に埋まっている場合は、処置の難易度が高くなる傾向があります。
②年齢や全身の健康状態
20代から30代前半で持病のない方は、複数本の抜歯が検討されることもあります。一方、高血圧や糖尿病などの持病がある場合は、身体への負担を避けるため、数回に分けて行われることもあります。
③麻酔への反応
4本の抜歯では、局所麻酔下での治療以外に精神的、肉体的ストレスを軽減するため鎮静法、全身麻酔下で行うことがあります。過去の治療歴や麻酔への耐性を確認し、適した方法を選ぶことが大切です。
④生活への影響
一度に抜歯を行うと、術後に腫れや痛みが出ることがあります。仕事や学業への影響を考え、休養が取れる時期に計画するのが推奨されます。
⑤感染リスクと治癒の経過
抜歯後は傷口の感染予防とケアが重要です。本数が多い場合は、術後の管理についても事前に確認しておく必要があります。
このように、親知らずを4本まとめて抜歯できるかどうかは個人差があり、歯や身体の状態を踏まえた慎重な判断が必要です。
2. 4本まとめて抜歯する場合の具体的な抜歯方法
親知らずを4本まとめて抜歯する場合は、処置内容や身体への負担を考慮し、事前準備から術後の経過観察まで計画的に進められます。ここでは、4本まとめて親知らずを抜歯する際の治療の流れをまとめます。
①事前診査と検査
レントゲンやCT検査を行い、親知らずの位置や神経との距離、骨の状態などを確認します。必要に応じて血液検査や全身状態の確認を行い、抜歯が可能かどうかを判断します。
②手術日程の調整
処置内容によっては、入院や鎮静法を用いた抜歯が検討されることがあります。仕事や日常生活への影響を考慮し、術後にゆっくり休めるタイミングを選んで計画することが大切です。
③麻酔方法の選択
4本同時の抜歯では、局所麻酔に加えて点滴による鎮静法などが用いられる場合があります。恐怖心や嘔吐反射の有無、過去の治療歴を踏まえて適した方法を選択します。
④抜歯の実施
麻酔が効いた状態で、上下左右の親知らずを順に抜歯します。歯ぐきを切開したり、歯を分割したりするなど、状態に応じた処置が行われます。4本全てが埋伏している場合、抜歯に要する時間は骨との癒着が無ければ1時間程度です。
⑤術後の経過観察と指導
処置後は止血の確認や痛み止めの処方が行われ、腫れや痛みの経過を確認します。外来・入院いずれの場合も、歯医者の指示に従って、治癒の状況を確認します。
このように、4本まとめて親知らずを抜歯する場合は、治療の流れを理解したうえで進めることが大切です。
3. 親知らずを4本同時に抜歯する際に考えられるリスクと注意点
親知らずを4本まとめて抜歯する場合は、術後の症状や日常生活への影響を事前に理解しておくことが大切です。以下に主な注意点を整理します。
①術後の腫れや痛み
複数の箇所を同時に処置することで、腫れや痛みが出やすくなることがあります。食事や会話がしづらくなることもあるため、あらかじめ休養を確保できるスケジュールを組んでおくことが望まれます。
②感染や出血のリスク
処置部位が多いと、細菌感染や出血が起こる可能性があります。抗生物質の服用やうがいの仕方など、歯医者の指示を守り、清潔な状態を保つことが大切です。
③ドライソケットの注意点
かさぶたが早く取れてしまい、骨が露出して強い痛みが続く「ドライソケット」になることがあります。下顎で起きやすく、喫煙や強いうがいが原因になることもあるため、術後の過ごし方に注意が必要です。
④術後の体調やストレス
処置後は体力の回復に時間がかかる場合があります。無理せず、しっかり休むことを心がけましょう。気になる点があれば、事前に相談しておきましょう。
このように、4本同時の抜歯には術後の注意点がいくつかあります。治療内容を正しく理解し、自分に合った進め方を歯医者と相談しながら決めていくことが重要です。
4. 三重県伊賀市の歯医者 和久田歯科医院の親知らず治療
三重県伊賀市で親知らずの抜歯をご検討されている方へ。
伊賀鉄道「上野市駅」から徒歩16分の「和久田歯科医院」では、口腔外科を専門とする歯科医師が在籍し、親知らずの抜歯に幅広く対応しています。
地域の歯医者でありながら、大学病院等に行かずとも専門的な治療を受けられる体制を整えています。
<和久田歯科医院の親知らず治療の特長>
① 口腔外科専門医が担当
伊賀市の和久田歯科医院では、口腔外科専門医が親知らずの抜歯を担当します。横向きに埋まっている親知らずや難症例にも対応でき、これまでの経験を活かした処置を行います。
② 麻酔・鎮静にも対応
当院には麻酔科医が在籍しており、静脈内鎮静法・笑気麻酔・全身麻酔を用いた治療にも対応可能です。歯科治療に強い恐怖心のある方、嘔吐反射のある方、障がいがあって通常の治療が難しい方でも、全身状態をモニターで確認しながら治療を進められます。
③ 幅広い年代の患者さまが来院
10代からご高齢の方まで幅広い年代の方が「親知らずの抜歯」で来院されています。一般的な親知らずの抜歯はもちろん、大学病院等に紹介されるケースの一部にも対応できるのが特徴です。
④ 遠方からのご相談も多い
伊賀市内だけでなく、奈良・京都・大阪からも「親知らずを専門医に診てもらいたい」とご相談に来られる方がいらっしゃいます。地域では数少ない体制を整えているため、広域から選ばれています。
伊賀市の歯医者「和久田歯科医院」では、「親知らずを抜くべきか」「今は経過観察でよいか」といった判断も含めてご相談いただけます。痛みや不安でお悩みの方も、まずはお気軽にご相談ください。
まとめ
親知らずを4本まとめて抜歯する方法には、通院回数の軽減や治療期間の短縮といったメリットがある一方で、術後の腫れや痛み、感染といったリスクにも配慮が必要です。リスクを抑えて治療を進めるためには、事前に精密検査を受けたうえで、歯の状態や体調、生活スケジュールなどを踏まえ、歯医者と慎重に相談しながら治療計画を立てることが大切です。 親知らずの抜歯をご検討の方は、三重県伊賀市の歯医者 和久田歯科医院までお問い合わせください。
監修:和久田歯科医院
院長 和久田 哲生
院長略歴
1992年 九州大学歯学部卒業
所属学会
(社)日本口腔外科学会認定 口腔外科専門医
日本障害者歯科学会認定医
日本歯科麻酔学会認定医
厚生労働省指定臨床研修指導医
日本糖尿病協会歯科医師登録医
日本有病者歯科医療学会認定医・指導医